光沢画面モニターは目に良くない
去年の春ごろから続いていた眼の疲労の原因を追究してきたが、未だに確信的なことは把握できていない。ただ疲労の根本原因は明確であった、それは昼間長時間パソコンのモニターを見詰めていることである。従ってパソコンから完全に離脱すれば問題は解決することは明白なのであるが、現状ではパソコンに替る熱中できる趣味が見当たらないから、どうしてもパソコンは温存したままで、眼の疲労を抑制する方法は見つける必要があった。
最初は一番単純な目薬で対応した、しかしこれは何の効果も期待できなかった。次に肩凝りも併発するので眼精疲労ではないかということでビタミン剤を服用してみた。しかしこれも事態が改善する兆しがみつかることはなく効果のほどは判然としなかった。しかたがないので眼の異常があるかないかを診断してもらうために近くにある眼科へいった。
案の定視力は以前より相当悪化していた、近くも遠くもはっきり見えなくて乱視も加わっているためにいつも眼は見難い状態で悪戦苦闘していたことは判然とした。また他に悪い所はないか確認したところ白内障の兆候が見られるが即治療を要することはないということであったので、とりあえずパソコン作業を継続したいので近場を見るための眼鏡を作ることにした。そしてその眼鏡を掛けてパソコン作業をするようになった。しかし眼の疲労感は残ったままであった。
後はパソコンのモニター設定を変えるしかないと判断して、モニターの解像度を半分程度にして文字を大きくしてみた。僅かではあるが疲労感が低減したように思えたが、完全にはなくなっていない。そしてその方法を徹底するために現在使用している17インチモニターを破棄して、20インチ以上のモニターを購入することにして、パソコン工房へ出向いていった。
そこで二つのモニター;24インチ光沢モニターと23インチ非光沢モニターを選びどちらを選択するかで、迷って店員にアドバイズを求めたら、23インチがいいのではないかという。なぜか?
その店員は現在光沢モニター画面を使用しているが非光沢モニターと比較すると眼が疲れやすいという。私も眼が疲れやすいということで23インチを購入することにした。
そして改めて今まで使用していた17インチモニターを外してみたら、そのモニターは光沢タイプであった。そして早速23インチ非光沢モニターを取り付けて解像度を半分程度に下げて画面をみたら文字が相当大きくなり見やすくなった。眼も何となく疲れなくなったような感じである。未だ日が浅いので効果のほどは定かではないが暫く様子をみることにした。
問題はなぜ光沢画面が眼に悪いかということであるが、現状のモニター設置位置から判断してモニター下半分に照明の光が当っており、それが眼に反射していたのではないかと想像している。そして従来光沢モニターでは使用後に眼の下に残存する眼鏡の縁のような薄い残像が現れていたが非光沢モニターを使い始めてから、その残像は消えた。仮に照明光の影響だとすれば、非光沢モニターでは照明の光は乱反射されるので眼への影響は小さくなることが期待できる。もし照明光の反射が眼の疲労原因であるとすると随分と遠回りをして原因を突き止めたことになるが未だ結論を出す段階には至ってはいない。
しかし正直言ってそれが原因だと断定できたとしら、たったそれだけのことで眼が疲労するのであろうかという疑問と、僅かそれだけのことで疲労するほど眼がデリケートなのかという疑念は残る。確かに眼は日常的に酷使されており常時限界状態で機能していると考えると限度いっぱいのときに僅かであるが負荷の追加がダメージになるとは思われる。それだけ現在は眼の負担のみが偏って大きくなっていることの証ともいえる。そういう意味ではこれからの製品開発は人間のセンサー機能がバランスよく働くようなことを考えなければならないのではなかろうか。
最後にこのようなわずかな変化で眼が疲れる原因として浮上したのがドライアイであった。このドライアイは加齢化で涙の分泌が少なくなって起る現象であって、老化現象と思っていた。ところが調べてみると目の角膜の表面に3層の涙液層が存在していてそれが角膜の乾燥を防いでいたのである。そしてドライアイという症状はこの涙液層に穴が開いていて角膜が直接大気に接している状態であるという。これは涙の問題ではない、角膜表面の問題である。そしてその穴あき現象が長時間のパソコン使用で起ったとすると、ドライアイの治療薬を使用しながらパソコン使用を減らさなければならないということになる。これは私にとっては大きな生活習慣の変更となるが放置しておくこともできないのでしぶしぶでも実行しなければならないのであろう。
そして最近ドライアイを緩和する方法として、夜間或いは休憩時間にアイマスクを付けることにした。理由は目に入る外部からの刺激を遮断することと、目をマスクで遮蔽することで目の乾燥を予防しようとする試みである。未だ結果がでていないが期待している。ここまでいろいろと対策を行っているが一度悪化した目の異常は日常的に目を酷使している状態ではなかなか目に見える形では回復しないことだけははっきりとした。
ということはやっぱり老化現象なのであろう。
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